ガス式と電気式の給湯器

給湯器を購入する際に気になるのが、本体代金と取り付け工事費です。
ガス式は電気式に比べて取り付け費用が大きく安くなりますが、エコジョーズタイプなど追い焚きの機能有無、戸建てなのかマンションなのか、取り付け工事を行う場所によって作業価格に開きが出てきます。
ちなみに給湯器には号数があり、これは一度にお湯が使用できる量を示した指標になりますが、この号数が多いほど本体代金も高くなります。
エコジョーズタイプで24号でおおよその相場が20万円台から、といったところでしょう。
また、設置する場所ですが、2階以上の壁掛け等の高所設置、マンションPS内の加工が必要となってくるとその分追加の費用が発生するため戸建て住宅の据え置きタイプに比べ料金は高くなります。

電気式の給湯器ですが、こちらは設置工事が大きなネックです。
本体代金込みでガス式の10倍となることもあるため、初期費用にお金を掛けられないなら迷わずガス式を選ぶのが良いと思います。
またヒートポンプユニットというお湯をためておくタンクを設置しないといけないためマンションなどスペースに限りがある場合は設置することができません。

しかし、電気式のメリットとして、ランニングコストの安さがあります。
エコキュートタイプの給湯器を使用し、安い深夜の電気料金で一気にお湯を沸かしておけば、月々1000円~とかなり光熱費の節約を見込むことが可能です。

ガス式、電気式、比べて見るとどちらも長所がありますが、やはり主流となっているのはガス式。
エコジョーズタイプを使用すればランニングコストも抑えることもできるため、おすすめです。